「クレジットカード審査の通過率100%を目指す」をテーマとした専門サイト
はじめまして。しばらく体調不良により仕事を休業していました。体調も安定し、来月半ばあたりから仕事の打診がありますので、個人事業主として始めようと思っています。
少し先に旅行をする予定があるため、旅行先で使うためにクレジットカードの申し込みをしようと思っていますが、個人事業主になってから収入実績がまだない場合でもカードを作ることは可能でしょうか?
ちなみにカードを数枚持っていますが、一度も滞納したことはありません。私の詳しい属性を下記に記載しておきますので、ご回答よろしくお願いいたします。
- 性別:女
- 年齢:46歳
- 年収:0円
- 業種:サービス業の予定
- 職種:自営業
- 勤務先の規模:1人
- 勤続年数:0年
- 居住形態:家族所有
- 家族構成:夫
- 配偶者:あり
- 電話連絡:自宅、携帯
- 携帯電話延滞有無:なし
- 借入総額:0円
- 自己破産の経験:なし
ご相談者様はこれから個人事業主として開業されるということなので、勤続年数は当然0年になるわけですが、勤続年数0年ではクレジットカードの審査に通る可能性は低いです。
会社員の場合はもちろん、個人事業主の場合も勤続年数(開業してからの年数)は重要な審査項目で、勤続年数が長ければ長いほどスコアリング審査での点数は高くなります。
個人事業主はただでさえ会社員や公務員などの職業よりもスコアリング審査で不利になります。
そのうえ開業したばかりとなると、カード会社側からすると万が一申込者の事業がうまくいかなかった場合にカードの利用代金を支払ってもらえなくなるリスクが高いということになり、審査も当然厳しくなることは容易に想像できます。
そのため、勤続年数は最低でも1年経ってからクレジットカードに申し込むことをおすすめします。
上述した通り個人事業主の場合は会社員よりもクレジットカード審査では不利になります。
ご相談者様の場合はご結婚されているということなので、もし配偶者様に安定した収入がある場合は、専業主婦として申し込む方がクレジットカード審査では有利です。
専業主婦はクレジットカード審査に通りにくいと思われている方は多いのですが、配偶者の収入だけで生活できる専業主婦がいる世帯は、みなさんが思っている以上に安定した収入がある世帯だと評価されているのです。
ご相談者様の場合、これまで仕事をされていなかったということで、おそらく配偶者様に安定した収入があるものと思われますので、個人事業主としてよりも主婦としてクレジットカードに申し込むことをおすすめします。
申し込むクレジットカードは主婦をターゲットにしている流通系カードを選ぶと審査に通る可能性がさらに高くなります。
なお、クレジットカードの中には配偶者ではなく本人に安定した収入があることを申し込み条件としているものもあり、そのようなカードの場合は申し込みができないため注意が必要です。
初めてご相談させていただきます。至急で現金を得る必要があったため、アコムのキャッシングに申し込みをしたところ、審査に落ちてしまいました。
審査に落ちた理由は、必要書類をそろえられなかったためです。
私は個人事業主なのですが、個人事業主は実際に仕事をしていることを確認できる書類が必要とのことでしたが、手元になかったため提出できませんでした。
そこで質問ですが、アコムのキャッシング審査に落ちた場合、アコムACマスターカードやその他の消費者金融・カード会社の審査にも落ちますか?
ご相談者様はアコムのキャッシング審査に落ちてしまったということですが、アコムのキャッシングもアコムACマスターカードもお同じアコムという消費者金融のサービスなので、どちらかの審査に落ちたということはもう一方の審査にも落ちるということです。
アコムのキャッシング(カードローン)とアコムACマスターカードの違いは送られてくるカードにクレジット機能が付いているかどうかということです。
それ以外は基本的に受けられるサービスは同じなので、どちらかの審査に落ちているにもかかわらず同じ条件でもう一方の審査に通ることは考えにくいです。
ご相談者様の場合は審査に落ちた原因が必要書類の不足ということで特定できているため、その点さえ解消できれば、前回の申し込みからそれほど時間が経っていない場合は新たな申し込みなしで契約できる可能性があると思われます。
個人事業主として活動されている以上、取引先や依頼主と何らかの形で連絡をとっておられると思います。
きちんとした契約書などの書類がない場合でも、納品書や納品の際の簡易書類など何らかの形で仕事をしたことを証明できるものが残っているのではないでしょうか。
何か残っている場合は、これでは無理だろうと決めつけずに、一度アコムに相談・提出してみることをおすすめします。
その際に、前回申し込んだ際の申し込み番号を伝えれば、新たに申し込みをせずに契約ができる可能性があります。
ご相談者様はアコムの審査に落ちたことが他社の審査にも影響することを心配されているようですが、アコムの審査に落ちたことが原因で他の会社のカードローンやクレジットカードの審査に落ちることはありません。
ただし、短期間に複数枚のクレジットカードに申し込みをする、いわゆる多重申し込みをした場合は審査にマイナスの影響を与えるため注意が必要です。
多重申し込みをすると短期間に複数の申込情報が信用情報機関に残ってしまい、いわゆる申し込みブラックという状態になってしまいます。
申し込みブラックになると審査担当者に不審な申込者と思われる場合やお金に困っている人と思われる場合があるため、属性によっては審査に落ちやすくなります。
一度申し込みブラックになると申込情報が信用情報機関から削除される6ヵ月間はその状態が続くため注意しましょう。
はじめまして。私は10年前に自己破産の経験があり、10年間クレジットカードをつくることができませんでした。
先日信用情報機関CIC・JICC・KSCに情報開示請求をしたところ、何も記載がありませんでした。
そこでクレジットカードを作ろうと思うのですが、こちらのサイトで推奨されているアコムACマスターカードについては、10年前に迷惑をかけているので審査に通らないと思います。
その他、ジャックスカードやオリコカードにも迷惑をかけています。喪明け直後に流通系カード1枚と銀行系カード1枚に申し込みましたが、審査に落ちてしまいました。
こんな私でも審査に通るカードがあれば教えていただけないでしょうか。以下に私の属性を記載します。よろしくお願いいたします。
- 性別:男
- 年齢:38歳
- 年収:360万
- 業種・職種:修理業
- 職業・雇用形態:中小企業役員・正社員
- 勤務先の規模・従業員数:30名
- 勤続年数:5年9か月
- 居住形態:賃貸
- 居住年数:5年
- 家族構成:本人のみ
- 配偶者の有無:なし
- 電話連絡:携帯電話(本人名義)
- 携帯電話延滞有無:なし
- 借入総額:0円
- 現在保有中のカード:なし
ご相談者様はやっと信用情報がきれいになったということですね。
おめでとうございます。ただし、自己破産された際に免責の対象になったアコムやジャックスカード・オリコカードは社内ブラックになっているはずなので、審査には通りません。
延滞や自己破産などの金融事故を起こした場合、信用情報機関に登録される情報は一定の保存期間が過ぎると削除されますが、各金融機関の社内データベースの情報の場合は永久に削除されないため、一度トラブルを起こした場合は半永久的にその金融機関の審査に通らなくなります。
ご相談者様は38歳で信用情報機関に情報が全く登録されていないいわゆるスーパーホワイトということなので、審査には非常に通りにくい状態です。
このような状況の場合、審査難易度の低いクレジットカードを1枚作ってクレジットヒストリー(クレヒス)を磨き、次回以降のクレジットカード審査に備えるのが定石です。
ご相談者様の場合はアコムACマスターカード以外に審査難易度が低い楽天カードやニッセンマジカルクラブTカードJCBをおすすめします。
どちらのカードもスーパーホワイトの場合でも通った例が多くあり、クレヒスがないという理由だけで審査に落ちる可能性が低いです。
また、属性が良くない場合でも審査に通った例が多く、ご相談者様の属性であれば十分に審査に通ることができると思われます。
ご相談者様は自己破産以前にきちんと支払いを終えたことのあるクレジットカードやローンはありませんでしたか?
もしそのようなクレジットカードやローンが1件でもある場合、その契約をしていた会社が申し込みのねらい目です。
信用情報機関にクレジットカードの利用実績が登録されていなくても、そのような会社のデータベースにはご相談者様の過去の良好な利用実績が残っています。
過去の良好な利用実績は、良好なクレヒスと同じようにクレジットカード審査の際にプラスに働きます。
もし過去にきちんと支払いをしたことがある場合は、その契約をした会社が発行しているクレジットカードに申し込むことで審査に通る可能性が高くなるのでおすすめです。
ここまでいくつかご相談者様の状況に沿ったご提案をしてきましたが、これらを実行してもどうしても審査に通らない場合はまず携帯電話の分割払いでクレヒスをみがくことから始めてみましょう。
携帯電話料金は信用情報機関の登録項目ではありませんが、携帯電話本体の代金を分割払いにした場合は信用情報機関への情報登録の対象である割賦契約になるため、月々の携帯料金の支払い状況が信用情報機関に載ります。
携帯電話料金を支払い日に遅れないようにきちんと支払っていくことで、良好なクレヒスを残すことができます。
そのため、どうしてもクレジットカードの審査に通らない場合は携帯電話本体代金を分割払いにして割賦契約を結び、毎月の携帯電話料金をきちんと支払うことでクレヒスを磨くことから始めましょう。
良好なクレヒスを作ることができれば、クレジットカードの審査に通る確率も上がっていきます。
こんにちは。貴殿のHPの貴重な情報を拝読させていただきました。
「新規にカードを申し込みたいが、現在保有しているカードでリボ設定をしており、それが債務と認識されカード審査に落ちるのではないか」という心配があり、ご質問をしております。
私は海外仕入れ品を輸入販売する副業をサラリーマンのかたわら営んでおります。
その支払いをカードで行っているため、支払い遅延は一切ありませんが「常にリボ払い予定の残高がある状態」です。
複数枚のクレジットカードを保有していますが、何枚かのカードは常に上限いっぱいまでリボ残債がある状況です。このような状況では審査通過は難しいのでしょうか?
お忙しい中恐縮ですが、アドバイスをいただけますようどうぞよろしくお願いいたします。
- 性別:男
- 年齢:40歳
- 年収:800万円
- 業種:製造業
- 雇用形態:一部上場企業正社員
- 勤務先規模:3,000人
- 勤続年数:2年5か月
- 居住形態:賃貸・家賃支払いあり
- 居住年数:4年
- 家族構成:4人(自分・妻・子2人)
- 配偶者の有無:あり
- 電話連絡:固定電話(自分名義)
- 携帯電話遅延有無:なし
- 借入総額:0円
ご相談者様はリボ払いを多用されているということですが、リボ払いの状況は信用情報機関に登録されており、全てのカード会社がその情報を参照することができるようになっています。
具体的には、契約内容や限度額・リボ残債のほか、返済状況・支払い遅延の有無・年間支払可能見込額も登録されています。
クレジットカードの審査では信用情報機関の情報をもとにした支払い能力の調査がカード会社に対して法律で義務付けられているため、クレジットカードに申し込むと必ずリボ払いの状況を確認されることになります。
では実際にリボ残債がある場合に審査にどのように影響するのかについて解説します。
クレジットカードの審査では、カード会社に法律で義務付けられている「支払可能見込額」の調査が必ず行われます。支払可能見込額は、
- 支払可能見込額=申込者の年収-年間請求予定額-生活維持費
という式で求められます。カード会社は、支払可能見込額の9割を超えるショッピング枠をつけてはいけないことになっているため、例えば支払可能見込額が0円になってしまうとクレジットカードの審査に落ちることになります。
リボ払いの利用状況はこの中の「年間請求予定額」に影響します。年間請求予定額には、1年間に支払う予定になっているリボ払いの返済金額が含まれます。年間請求予定額が大きければ大きいほど支払可能見込額は小さくなってしまうため、審査に落ちる可能性が高くなってしまうのです。
あるいは審査に通っても、利用限度額が低く設定される可能性が高くなります。
上述の通り、リボ払いは審査に影響を与えるため、なるべく利用しないほうがいいのですが、それ以外にリボ払いを控えた方がいい理由として、手数料が非常に高いということが挙げられます。
リボ払いコースを選択すると特典がある場合や、普通のカードよりもリボ払い専用カードの方が年会費が安い場合がありますが、これはリボ払いの手数料が高くカード会社がもうかるからです。
リボ払いはそれほど手数料が高いというデメリットがあることを知っておく必要があります。
リボ払いはなるべく使わない方がいいとはいえ、ご相談者様のように高額の取引が必要な方の場合は一括払いができないことも多いと思います。
そのような場合は、手数料がかからない2回払いかボーナス一括払いをおすすめします。どちらも手数料がかかると思われがちですが、利息を払わずに支払いが可能です。
2回払いやボーナス払いもできないという場合は、リボ払いよりも分割払いがおすすめです。分割払いはリボ払いより手数料(金利)が低いことが多く、返済する総額と返済期間が最初から決まっているので、リボ払いのように返済が長引くことがありません。
ただし、分割払いで残金がある場合は、リボ払いと同じ仕組みでクレジットカード審査に影響することになるため注意が必要です。
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