経歴

  • 2019

    広告代理店に入社

    インターネット広告の運用などに従事。

  • 2020

    ITメガベンチャーに転職

    メディア事業にてSEO記事制作を担当。

  • 2022

    美容会社に転職

    広報部に在籍。

  • 2023~

    Faber Companyに入社

    プロフェッショナル事業部コンテンツチームにて、コンテンツディレクターを務める。

複数のキャリアを重ねて気付いた「本当にやりたいこと」

これまでのご経歴について教えてください。

私はこれまで、Faber Companyを含む4つの会社で仕事をしてきました。
1社目で経験した広告運用の仕事では、コンバージョンや売上といった数値目標も意識しながら取り組んでいました。とても充実した仕事だったのですが、実際に自分の手で主に携われたのは「お客様をWebページに集客する」までの部分でした。私は次第に、「ページの中身を通じてどう情報を届けるか」「どのように行動変容させるか」という、コンテンツ制作の領域に深く関わりたいと強く思うようになったのです。
その関心が高まったことが、2社目のITメガベンチャーに転職するきっかけとなりました。そこで、現在の仕事でもある「SEO記事制作」と出会いました。

支援会社から事業会社を経て、Faber Companyを選んだ背景にはどのような心境の変化があったのですか?

事業会社での仕事にも多くのやりがいがあり、自分にとって新たなチャレンジでした。ですが、私の中でもっとも熱中できる仕事は、やはり「コンテンツをつくること」だと改めて実感したんです。
そこから、「お客様の課題解決に向けたコンテンツ制作の仕事」にもう一度チャレンジしたいと思い、転職を決意しました。

転職活動時、Faber Companyの社名自体は聞いたことがありませんでした。しかし、当社が提供するツール「ミエルカ」や、執行役員でありSEOの牽引者である鈴木謙一のことは、ITメガベンチャー時代からよく知っていました。こうした業界を代表する存在が、一社に集まっていることを転職活動中に知り、この会社で働けば大きな成長の機会を得られると感じたのです。

ちなみに、最初の面接官は現在の上司である執行役員の山田明裕でした。面談が始まり、簡単な自己紹介を終えたところで、山田からの最初の一言は「さて、何から話しましょうか?」でした(笑)。
型に当てはまらない面接に少し驚きつつも、私の話に耳を傾け、丁寧に問いかけを重ねながら、人柄や考え方に真摯に向き合おうとしてくれる姿勢が強く印象に残りました。面接を通じて、「この方のもとで一緒に働いてみたい!」と強く思えたことを、今でもはっきりと覚えています。

コンテンツで貢献できる喜び。職人的な働き方への憧れ

古川さんは現在、どのような仕事に携わっていますか?

入社から現在に至るまで、山田の部下としてプロフェッショナル事業部のコンテンツチームに配属されています。主な仕事はSEO記事の制作で、お客様に納品する記事のディレクションなどを行っています。

古川さんが考えるコンテンツ制作の面白さは何ですか?

読者の持つニーズに応えるために、どういう要素をコンテンツに落とし込んで人々に届けたらいいのか。それを考える瞬間が大好きなんです。必死に考えた記事の構成や内容がピタリとニーズにはまり、検索順位の上位を獲得した結果、お客様の目標に貢献できたときに、大きな達成感を覚えるんです。

また私は、「一つの物事を突き詰めていく」という職人的な仕事に憧れがありますそう考えるようになったきっかけは、家庭環境にありました。私の祖父母は数十年ほど前まで服屋を営んでいて、父も自営業で鉄工業系の職人として働いています。家族や親戚の働く姿を見て育つ中で、自分の手を動かして何かを作り上げる仕事に就きたいという気持ちが、徐々に大きくなっていきました。この想いが、コンテンツ制作にコミットできる理由の一つになっているのかもしれません。

個人の意思を尊重しつつ本質的な価値を追求できる環境

古川さんから見た、Faber Companyで働くことの面白さはどこにありますか?

いくつかあります。まずは、個人の裁量を尊重してくれること。私は社内のベテランと比べれば、コンテンツ制作の経験は浅い方ですが、各案件を自分の裁量で進めさせてもらえます。「どう動けばより良い成果につながるか」を自分で考える余地があるからこそ、主体的に仕事に向き合うことができていると感じます。

また「これについてどう思う?」といった形で、対等な立場で意見を求めてくれる場面も多く、自分の考えを伝えやすい雰囲気もあります。行き詰まった時には相談に乗ってくれたりサポートしてくれたりする環境もあるので、とてもありがたいです。
そして、本質的にやるべきことは何かを第一に議論できる環境であることも、Faber Companyの大きな特徴です。

私たちのチームでは「この施策は、お客様にとって本当に価値のあるものなのか」ということを大切にしています。コンテンツチームや社内でよく聞かれる言葉に、「それって本質的じゃないよね」というフレーズがあります。本質を追求するために目の前の仕事と向き合い、時にはチーム内や別の部署とも意見を交換しながら、お客様に真の価値を提供していくことが、この会社の当たり前なのです。

それ自体は悪いことではありませんが、Faber Companyのコンテンツチームは定型のルールに則ることよりも、「この記事はお客様にとって本当に価値あるものか」を何よりも大切にしています。コンテンツチームや社内でよく聞かれる言葉に、「それって本質的じゃないよね」というフレーズがあります。本質を追求するために意見を出し合い、質の高いコンテンツを追い求めていくことが、この会社の当たり前なのです。

そういう空間で働くことは、自身の成長にもつながりそうですね。

そうですね。
また、2社目では基本的にコンテンツ制作の領域をメインに行っていましたが、Faber Companyに入社してからは、お客様とのコミュニケーションや数値(成果)を追うところまでを一貫して担当しています。そのなかで、お客様も含むチームとしてコンテンツを制作するために必要な、ディレクション力などがより磨かれていると感じます。現在もさまざまな難問にぶつかりますが、山田からのアドバイスを受け最善の方法を模索し続けている最中です。

その過程で、コンテンツの作り手としてだけでなく、ディレクターとしてお客様とどう向き合っていくかの視野が広がったように感じています。また、仕事に対する責任感といった意識も大きく変わりました。プロジェクト全体を把握して向き合っていくという経験を重ねることで、「自分がやらなければ」という想いはより一層強くなったと思います。

キャリアを自らの手で切り拓けるチャンスがある

Faber Companyにおける、今後のキャリアの目標はありますか?

個人的に、二つ目標があります。

一つは、現在コンテンツディレクターとしてさらなる付加価値を加えられるようになることです。ここ数年のAIの急成長により、検索して情報を「探しにいく」時代から、必要な情報が「より簡単に届く」時代に変わり、人々の行動も変化していくと感じています。ですが、誰かの心を動かす「コンテンツ」というもの自体は、形は変われど残り続けるでしょう。新しい時代に適応したコンテンツディレクターになるべく、コンテンツ制作において他社や他のディレクターにはない私ならではの強みを確立して明確な差別化を図りたい。いわば「第二、第三の強み」を身につけることが、これからの目標です。

もう一つは、Faber Companyにおける「仕事と育児を両立した働き方」のロールモデルとなること。当社では、育児休業からの復帰事例はまだ多くありません。私は昨年結婚したばかりでまだ子どもの予定はありませんが、将来的に家族を持った時には、子育てと両立できる働き方を可能な限り模索していきたいと考えています。

素晴らしい目標ですね。古川さんから見て、どのような人がFaber Companyに向いていると感じますか?

まず、目の前の仕事に対して真摯にコミットできる人。そして、常に好奇心を持ち続けられる人です。Faber Companyはどこの部署に所属していても、コミュニケーションが活発に発生する会社です。だからこそ、自分の意見をしっかりと伝えたい、あるいは伝えられる人、積極的に発信していける人は活躍できるチャンスが大いにあります。

また先ほどお話ししたように、Faber Companyは自分の意見を受け止めてくれる土壌が整っています。だからこそ、自分の目指すキャリアを築きやすい会社でもあると思います。私はもともと、Faber Companyのカスタマーサクセスの求人枠に応募しました。ですが、面接でこれまでの経験や記事制作に対する想いを話していく過程で、「この部署の方が輝けるだろう」とコンテンツチームに配属してもらいました。そのおかげで、自分が本当にやりたかったことに近い形でキャリアをスタートできたのです。
自分で考えて行動し、キャリアを築いていきたいという人にとって、Faber Companyは非常にやりがいのある会社だと思います。もし少しでも興味を持ったなら、ぜひここでチャレンジしてみてください。

※写真はすべてWeWork神谷町トラストタワーにて撮影

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