経歴
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早稲田大学商学部でマーケティングを専攻
消費者心理学などを学ぶかたわら、モデルとしても活動
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2023
Faber Companyで長期インターンとしてジョインミエルカヒートマップのカスタマーサクセス、営業、セミナー運営を経験
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2024
1年目 Faber Companyに入社営業部に配属され、ミエルカヒートマップやソリューションの営業を担当した後、プロジェクト推進チームの前身となる組織に異動
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2025~
2年目 ソリューション事業部プロジェクト推進チームに所属営業・コンサル・PMとして、ウェブマーケティング全般のプロジェクトを推進
「マーケティングの何でも屋」として活動
現在のお仕事について教えてください。
ソリューション事業部のプロジェクト推進チームに所属しています。ソリューション事業部は、ミエルカとは別にWebマーケティングの課題解決を行う事業を扱っています。
その中で私たちのチームが担うのは、大きく「営業」「コンサル」「PM(プロジェクトマネジメント)」の三つです。営業担当が獲得したアポイントに同席して、お客様の課題をヒアリングし、課題に対する提案内容を組み立てる。そして受注後は、PMとして案件を推進していくというのが基本的な流れです。
どのようなプロジェクトを担当していますか?
Faber CompanyがSEOの会社というイメージが強いこともあり、今も昔もSEOコンサルティングの案件が多いです。ただ、最近はCRO(コンバージョン率最適化)のコンサルティングや、サイトリニューアルの案件も増えています。
私たちのスタンスは、「マーケティングに関するお悩みは全般お受けします」です。カスタマージャーニーのワークショップからオフラインマーケティングに関するお悩みまで、本当に幅広く対応しています。自分たちのことを「何でも屋さん」と呼ぶくらい、マーケティングに困ったら最初に相談してもらえるような窓口でありたいと思っています。
入社から現在にいたるまで、どのような仕事を担当してきましたか?
内定者インターンとしての1年間は、ミエルカヒートマップのカスタマーサクセスやインサイドセールス、セミナー運営などいろいろな業務を経験させてもらいました。入社して正式配属されたのが営業で、ミエルカヒートマップの販売を担当後、ソリューション事業の営業に異動しました。
ただ正直に言うと、当時の営業スタイルは私に向いていませんでした。テレアポを主体とした営業だったのですが、1日何件も電話をかけてアポイントを獲得するという量的な活動ではなかなか結果が出なくて。それよりも、ひとつの案件に集中して、最適解を提案するといった頭脳戦が合っていると考えました。
そこで、セールスフォースのデータを分析して、ソリューション事業部の定例会議で思い切って自分の考えを伝えたんです。「これだけの架電数に対して、アポイント獲得率や受注率はこうなっています。だから、私はこの手法に疑問を持っています」という内容を、ドキュメントにまとめて先輩たちの前でプレゼンしました。
それを聞いた今の上司の中野が私の意見に共感してくれて、その日のうちに当時の上司と営業チームのリーダーと話して、私を今のチームへと異動させてくれたんです。

お客様の期待を良い意味で裏切りたい
現在の仕事で一番やりがいを感じるのはどんな瞬間ですか?
自分がPMを務めているプロジェクトで、お客様の期待を超えられたと感じる瞬間です。「こんなに時間をかけて資料を準備してくださるんですね」と言っていただいたり、「ここまで整理された資料をいただけてありがたいです」といったコメントをいただいたり。お客様が想定していたアウトプットを良い意味で裏切れたとき、「やった!」と思います。
以前、上司の中野がインタビューで「100万円で受注したら200万円以上の価値を返す」と話していましたが、私も全く同じ考えです。その価値がお客様に伝わった瞬間が、何よりも嬉しいです。
逆に、大変だと感じるのはどんな時ですか?
自分が「これが良い」と思って出したアウトプットが、お客様にとって良いものではなかったときは、悔しさと力不足を感じます。先日もちょうど、それを感じたばかりです。
今私は、ある大手物流会社様のウェブサイトリニューアルのプロジェクトでPMを務めています。お客様からの要望は、「社内のさまざまな部署や経営層にヒアリングをして、自社の強みを言語化して新しいサイトに反映してほしい」というものでした。私は14部署へのヒアリングを終え、膨大な資料をもとに理想のサイトリニューアルプランを資料に落とし込んで、定例会で発表したんです。
しかし、お客様からは厳しいフィードバックをいただきました。「今回のお話は、少しサイトに寄りすぎていました。私たちがまずお願いしたかったのは、サイトの完成ではなく、私たちの強みを言語化するブランディングの部分です」と。私はサイトリニューアルに重点を置きすぎて、お客様と目線がすれ違ってしまったんです。
そこからどうやって軌道修正を?
自分一人ではどう言語化していいか分からず、中野に相談しました。すると翌日、中野は「そもそも、川名さんは『ブランド』って何だと思う?」という問いから、1時間みっちりレクチャーしてくれたんです。
「ブランドは他社との差別化でもある。競合のサイトを見た?」という言葉をもとに、各社が何を強みとして打ち出しているかを整理しました。そこから、ブランドを定義するための思考プロセスや具体的に教えてもらったことで、私のなかでもやるべきことがクリアになりました。
今後は学んだことをもとに、お客様の強みを言語化してその内容をお客様に伝えていきます。これをご納得いただけたら、一つ大きな山を越えられるかなと思っています。
消費行動の「なんとなく」を言語化する面白さ
川名さんはもともと、マーケティングなどに興味があったのですか?
早稲田大学の商学部でマーケティングを専攻していました。専攻理由は「マーケティング」っていう横文字がかっこよかったからというだけです(笑)。でも、勉強していくうちにどんどんその面白さにのめり込んでいきました。特に、消費者心理学などの分野を学ぶことにハマっていきました。
どういった点に面白さを感じましたか?
世の中には「何となく買っちゃう商品」とか「何となく使っているサービス」「何となく良いと感じるもの」ってありますよね。データや心理学の知識を活用すると、この「何となく」をちゃんと言語化できるんです。
「人間はこういう購買心理が働くんだ」
「こういうトレンドがあるから、人々はこれを『良い』と感じるんだ」
そうやって、人の無意識の行動の理由がすっきりと分かる瞬間が、たまらなく楽しく思えるようになったんです。
その興味関心がきっかけでFaber Companyに入社したのですか?
実は私、二度就職活動をして1年遅れでFaber Companyに入社しているんです。最初の就活では、ずっと興味のあった化粧品業界を目指していたのですが、いろいろあり内定を辞退しました。そこから本当にやりたいことが分からなくなり、一度リセットするためにカナダのバンクーバーへ留学したんです。でも、海外に行ったら行ったで逆に選択肢が増えすぎてしまって、結局やりたいことが分からないまま帰国して、2回目の就職活動を始めました。
一方で、小さい頃から「興味を持ったことはとりあえずやってみる」という性格でもありました。だから、「やりたいことは明確でなくても、将来的に何かビジネスをしたいと思ったとき、すぐできるスキルは身につけておこう」と考えたんです。そんなときに出会ったのが、Faber Companyでした。
Faber Companyのどんな点に惹かれましたか?
まず、働いている人たちの「個の強さ」です。面接で会う人が、CEOの古澤暢央をはじめ本当に個性的でパワフルな人ばかりで(笑)。ここなら、いろんなタイプの面白い人たちに囲まれて、自分の選択肢を広げられるかもしれないと感じました。
また、Faber Companyなら人と違うキャリアを歩めると思ったことも、入社の決め手になりました。同世代と比べて社会人経験が1年遅れた分、他の同級生とは違う形で経験を重ねたいという気持ちがありました。そう思っているとき、Faber Companyに入社して海外のカンファレンスなどに登壇している市川と面接で話す機会がありました。
彼女のエピソードを聞いたとき、「これだ!」と思ったんです。留学経験があって英語も少しは話せるし、自分だけの武器を作れるかもしれない。市川との出会いから、海外登壇というキャリアの目標が生まれて、Faber Companyで働こうと思うきっかけになりました。
タネをまき続ける人にチャンスが舞い込む会社
Faber Companyの魅力はどんなところにありますか?
一番は、やはり若手に大きな仕事を一任してくれるところです。先ほどお話しした大手物流会社様のプロジェクトなど、新卒1.5年目の社員に任せてくれる会社は少ないんじゃないでしょうか。
もちろん、ただ放任するわけではありません。失敗したり壁にぶつかったりした時には、ちゃんと手を差し伸べて軌道修正してくれます。この「まずやらせてくれる」というスタンスが、ものすごい成長の機会になっていると感じます。
今年11月も、Googleが公式に開催するSEOのカンファレンスに登壇させてもらう機会をいただきました。おそらく、史上最年少での登壇だったと思います。これも、Faber Companyの任せてくれる社風が実現してくれたことのひとつです。
なぜ川名さんはそのチャンスを掴めたのですか?
実はインターン時代に、当社の役員で海外登壇の経験も豊富な鈴木謙一に、自分からダイレクトメッセージを送ったんです。「インターン生の川名と申します。海外登壇に興味があるので、入社後にお話を聞かせてください」と。そのことを彼が覚えていてくれて、今回のチャンスにつながりました。
Faber Companyでは、とにかく「発言すること」がすごく大事だと思います。海外登壇の話も、営業部隊からの異動も、自分のやりたいことの種をまいたことで実現しました。考えが完全に固まってからじゃなくていいんです。多くの人は「有言実行しなきゃ」とか「発言には責任を持たなきゃ」と考えがちですが、若手のうちはもっと無責任でいいと思っていて。
無責任にわがままに、やりたいことを口に出しておく。それくらいの適当さで発言できる人は、Faber Companyでたくさんチャンスを掴める気がします。
川名さんはただわがままを言うだけじゃなく、データを元に論理的にプレゼンしていますよね。その点は何か意識していますか?
たしかに。わがままをただ言うんじゃなく、相手にちゃんと伝える努力は必要だなと感じています。「根拠のあるわがまま」をいろんな場所に発信しておく感じというか(笑)。自分のエゴを相手が受け取りやすい形でパスする。その積み重ねが、今の自分のキャリアを作ってくれているんだと思います。
最後に、川名さんの今後の目標を教えてください。
自分が担当する一つひとつの案件で「120点」を出し続けることです。お客様に「Faber Companyに頼んでよかった」と心から思ってもらえるような仕事を、一つずつ着実に増やしていくことが、今のチームにおける私の目標です。
その中でも、「人と違うこと」を成し遂げたいという気持ちを常に持っています。SEOの成功事例は社内にたくさんありますが、私は新しい領域で、「Faber Companyにとっての新しい価値やサービス」を生み出し、そこで120点を取りたい。その領域が何なのかは、これから仕事を通じて開拓していくつもりです。

※写真はすべてWeWork神谷町トラストタワーにて撮影