未成年が即日でお金を借りられる方法は次の3つです。
- クレジットカードのキャッシング機能
- 学生ローンで借りる
- 質屋で借りる
消費者金融や銀行カードローンは20歳を超えた成人でないと利用できません。
最もおすすめするのは、クレジットカードのキャッシング機能を利用することです。
その中でも、「楽天カード」は未成年でも審査に通りやすく、年会費無料な上に、即日発行もできるので、おすすめです。
年会費 | ポイント還元率 | 海外保険 |
---|---|---|
無料 | 1.0~3.0% | 最高2,000万円 |
未成年が「即日」でお金を借りる3つの方法
即日は無理でも未成年がお金を借りれる3つの方法
未成年が手を出してはいけないお金の借り方2つ
未成年がお金を借りるのが難しい理由
未成年者がお金を借りる方法【まとめ】
未成年が「即日」でお金を借りる3つの方法
①クレジットカードのキャッシング機能を利用する
クレジットカードは18歳以上から申し込めます。
既にクレジットカードを持っている方もいるかと思いますが、クレジットカードには「キャッシング機能」があるのをご存知でしょうか。
キャッシング機能とは、文字通りクレジットカードを使ってATMや銀行窓口からお金を借りることです。
もちろん18歳~19歳の未成年でも「キャッシング枠」を設定していれば利用可能です。
ちなみに、未成年に設定されるキャッシング枠の相場は5万円~10万円、金利は18%です。
「そもそもキャッシング機能なんて知らなかった」なんて人も多いはずです。
事実、キャッシング枠0円で申し込んでいるケースも多いです。※とくに未成年の場合
そういった方はクレジットカード会社に問い合わせましょう。キャッシング枠の審査に通れば、即日でキャッシング可能です。
未成年者におすすめのクレカ3選
18歳以上でも、まだクレジットカードを持っていない方も多いでしょう。
ここでは、オススメのクレジットカードをご紹介します。
- 未成年者でも審査に通る(通りやすい)
- 発行スピードが早い
この3つの基準にランキング形式で紹介します。
※未成年者がクレジットカードを作成する場合は親の同意が必要です
1位 楽天カード
年会費 | ポイント還元率 | 海外保険 |
---|---|---|
無料 | 1.0~3.0% | 最高2,000万円 |
楽天カードは“審査に通りやすいクレカ”として有名です。
実際、学生はじめフリーターの方も持っている人が多いです。
ポイント還元率も1.0~3.0%と高いです。
年会費は永年無料で、クレジットカードの顧客満足度調査でも、9年連続1位を達成しています。現在最もオススメなカードです。
2位 エポスカード
年会費 | ポイント還元率 | 海外保険 |
---|---|---|
無料 | 0.5~5.0% | 最高2,000万円 |
エポスカードは最短即日で手に入れることができます。年会費は無料です。
しかも、エポスカードで初めてキャッシングする方は「30日間金利0円サービス」を利用できます。
その他の特徴として・・・
- 海外旅行保険が自動付帯
- 全国10,000店舗以上で優待サービスを受けられる
- ポイントの交換先が豊富
- 学生証
- 免許証もしくは保険証
- キャッシュカード
- 同じ勤務先に1年以上勤務している
- 前年度税込み年収が 150 万円以上の方
- クレジットカードのキャッシング
- 学生ローン
- 質屋
- 家族・友人から借りる
- ろうきん、JAのカードローン
- ゆうちょ銀行の「担保貸付」
- 学費を借りるなら「奨学金」「教育支援制度」
- クレジットカードの現金化
- SNS・掲示板を通して、個人間でお金を借りること
初めてキャッシングを利用する方はぜひご検討下さい。
3位 三井住友カードデビュープラス
年会費 | ポイント還元率 | 海外保険 |
---|---|---|
無料 | 1.0~1.5% | なし |
年会費は1,250円ですが、1回でも利用すれば無料になります。
26歳以降はゴールドカードへのランクアップもできるので、将来的にステータスカードを持ちたい人にオススメです。
未成年者がクレジットカードを発行するには親の同意が必要です。親にバレずにお金を借りたい(キャッシングしたい)という方もいるかもしれませんができません。
また、18歳以上でも高校在学中はクレジットカードを発行できないのでご注意ください。
大学生なら学生ローンもアリ
未成年者が即日お金を借りる方法の2つ目は「学生ローン」です。
対象となるのは18歳以上の大学生、大学院生、短大生、専門学生です。
また国から融資を受ける奨学金とは違って、学生ローンは消費者金融です。
金利はおおよそ15%〜18%に設定されています。
学生ローンがクレジットカードのキャッシングと違うのは、基本的に親の同意が不要であることです。
未成年者でも利用できる学生ローン一覧
学生ローン | 金利 | 限度額 | 親の同意 |
---|---|---|---|
カレッジ | 17.0% | 千円~50万円 | 不要 |
アイシーローン | 10.0%~20.0% | 1~50万円 | 不要 |
フレンドデン | 15.0%~17.0% | 1万円~50万円 | 必要 |
上記のなかでもフレンドデンのみ親の同意が必要ですが、後は不要です。
親バレしたくない人にとってはありがたいですよね。
学生ローンは予備校生も利用できる
学生ローンは「学生」を対象にしていますが、予備校に通う浪人生も利用可能です。
上記の学生ローン一覧のなかだと、アイシーローンはNGですが、それ以外は予備校生も問題なく借り入れできます。
学生ローンを借りるには「安定した収入」が必要
学生ローンはあくまでも消費者金融なので、申込者本人に安定した収入がないとお金を借りられません。
そこが奨学金とは大きく違う点ですね。
といっても、月数万円のバイト収入があれば十分審査に通るのでご安心ください。
学生ローンを申し込むときに必要なのは次の3点です。
キャッシュカードが必要なのは銀行口座情報を確認するためです。
20歳以上の学生なら大手カードローンの方がいい
学生ローンとカードローンを比較して、学生ローンが優れているのは「未成年者でも借りられる」ことのみです。
カードローンと学生ローンの違いをざっと表でまとめました。
学生ローン | カードローン | |
---|---|---|
限度額 | 50万円 | 500~800万円 |
金利 | 15%~18% | 3.0 %~18% |
無利息サービス | なし | あり |
必要書類 | 多い | 身分証1枚 |
借入・返済方法 | 少ない | 豊富 |
限度額はカードローンの方が大きいですが、学生に適用される利用限度額はそこまで変わらないです。
金利もそこまで変わらないですが、一番の違いは無利息サービスの有無です。
プロミスやアコムなど大手カードローンでは初めての方限定に30日の無利息サービスを実施しているので、学生ローンよりお得です。
またカードローンはWEB上やコンビニATMからも借入・返済できますが、学生ローンは「銀行振込」もしくは「来店」が基本です。
利便性においても、カードローンよりも劣っているのです。20歳以上の学生ならカードローンをオススメします。
20歳以上の学生にオススメ
詳細
多くの学生、アルバイト、パートが利用しています。たとえ収入が低くても、「安定」していれば審査に通る可能性は十分あります。
最短30分審査のスピードだけでなく、30日間無利息サービスといったオトクなサービスも魅力です。
20歳以上の学生の方はご検討下さい。
③質屋からお金を借りる
あまりオススメはしないですが、未成年がお金借りる方法の3つ目は質屋です。
オススメしない理由は、キャッシングに比べて金利が高いからです。
※クレジットカードのキャッシングの約4~5倍
また、ブランドバッグや宝石など担保が必要になります。
そもそも、そういった品物を用意できる未成年者は少ないでしょう。
あまり現実的な方法ではありませんが、一応選択肢のひとつとして覚えておきましょう。
家族や知人から借りるのが最も早くて、お得です。
ただ「家族にバレたくない」「友人との信頼関係に影響する」など、なかなか言い出せないでしょう。
勇気を出して打ち明けてみると、意外アッサリお金を借してくれるかもしれませんよ。
即日は無理でも未成年がお金を借りられる3つの方法
ここでは即日融資はできないものの、未成年がお金を借りられる方法を紹介します。
①ろうきんのマイプランで借りる
ろうきん(労金)とは、全国労働金庫協会の略称です。
サービス内容は、預金やローン融資など銀行と同じですが、「働く人」を対象としており、営利を目的とせずに運営しています。
ろうきんにも「マイプラン」と呼ばれるカードローンがあります。
営利を目的としていなので、金利はおおよそ5%~10%低いのが魅力です(金利は地域によって異なります)。
そして、未成年(18歳~)も親の承諾があれば利用できます。
ただ、あくまで「働く人」が対象なので定職についていることが条件です。
日本のろうきんは、「中央労働金庫」「近畿労働金庫」「九州労働金庫」など、地域ごとに全部で13あります。
それぞれのろうきんによって融資条件が異なりますが、主に次の2つをクリアしている必要があります。
定職についていれば誰でもOKというわけではないのです。
また、審査基準も厳しく、融資までには3週間~1ヶ月かかるので心得ておきましょう。
JAにもカードローンはある
農協が運営するJAバンクにも、ろうきん同様にカードローンがあります。
こちらも地域によって金利が異なりますが、おおよそ5%~13%と大手消費者金融と比べると低いです。
ただ、全国すべてのJAがカードローンを取り扱っているわけではないので注意しましょう。
まずは、下記ページにてお住まいの地域のJAが取り扱っているのかを確認しましょう。
JA公式「JAネットローン『カードローン』 」
② ゆうちょ銀行の「担保貸付」を利用する
ゆうちょ銀行には、財産(貯金や国債)などの担保があること条件にお金を貸してくれる3つのサービスがあります。
どれも年齢制限がないので、未成年でも借入可能です。
その1 財産形成貯金担保貸付け
財形定額貯金、財形年金定額貯金又は財形住宅定額貯金が担保となります。貸付上限額は、預入金額に利子を加えた金額の90%。
貸付期間は最長2年間で、金利は返済時の約定利率+0.25%となっています。
その2 国債等担保自動貸付け
ゆうちょ銀行及び郵便局の貯金窓口で購入した国債が担保となります。
貸付上限額は、個人で持っている国債の80%まで、最大200万円です。
貸付期間は最長1年間で、金利は定期貯金の約定利率(%)+1.70%となっています。
その3 貯金担保自動貸付け
ゆうちょ銀行の口座に預けられている定額貯金、定期貯金が担保になります。
貸付上限額は、預入金額の90%以内、1冊の総合口座通帳につき300万円です。
貸付期間は最長2年間。
金利は定額貯金を担保とする場合は約定利率(%)+0.25%、定期貯金を担保とする場合は約定利率(%)+0.5%です。
それぞれの貸付けについて詳しく知りたい人は、「ゆうちょ公式『ローン・貸付け』 」をご覧下さい。
③ 国から支援を受ける
この記事の趣旨からは少し外れますが、お金が必要な理由が学費であれば「奨学金」を利用しましょう。高校生であれば「高校生等奨学給付金」があります。
金融機関からお金を借りるよりも圧倒的に金利は低いです。
ただ近年では奨学金の滞納が問題になっていますが、立派な借金だという認識を持って借りるようにしましょう。
未成年が手を出してはいけないお金の作り方
クレジットカードの現金化
クレジットカードで商品を購入し、その商品を売って現金を得ることを「クレジットカードの現金化」といいます。
自分で商品を売買できますが、クレカの現金化を生業とする悪徳業者も存在します。
どちらにせよ、購入金額よりも高く売れる可能性はほぼ0%です。
利用しないようにしましょう。
SNS・掲示板を利用してお金を借りる
ネットを通じて、個人間でお金の貸し借りする人たちが増えています。
しかし、場合によってはヤミ金が個人を装い融資している可能性もあるので、お気を付け下さい。
未成年がお金を借りるのが難しい理由
前述した通り、未成年がお金を借りられる方法は非常に少ないです。
理由はシンプルに、返済能力が低いからです。
法的には、親が同意すれば未成年がお金を借りても問題ありません。
ただ、お金を貸す側も商売としてやっているわけです。
貸し倒れのリスクが高い未成年者に積極的に融資しないのは当然ですよね。
未成年がお金を借りる方法まとめ
即日借りる方法
即日融資はできないが借りられる方法
避けるべきお金の作り方
専門監修者コメント
今は、未成年でも比較的容易にお金を借りられるようになりましたが、借りる容易さに比べて返済の方は、それほど容易ではありません。確実な返済計画を立てて着実に返済する覚悟をもって、お金を借りましょう。FP中村秀次氏のプロフィール