プロミスでお金を借りた後、最低いくら返済すればいいのか気になる人は少なくありません。
その中でも、急な出費がかさみ返済が厳しくなった月になると気になる人は、非常に多いです。
そこで今回は、借入金額毎のプロミスの最低返済金額について解説します。
また、おすすめの返済方法や返済期日などもご紹介していきます。
0.プロミスの返済の仕組み
1.プロミスの返済金額について
プロミスの最低返済額
最低返済金額の計算方法
返済シミュレーション
2.返済方法はネットがおすすめ
インターネット返済
口座振替
プロミスATM
提携ATM
コンビニのマルチメディア端末
窓口返済
銀行振込
3.プロミスは返済日を選べる
4.プロミスの返済期限
5.返済に遅れる場合はプロミスに電話しよう 6.プロミスは返済中でも借り入れOK 7.よくある返済に関する4つの疑問
8.返済できないときの対処法
9.まとめ
0.プロミスの返済の仕組み
毎月の返済金額の前に、まずは返済の仕組みを知っておく必要があります。
プロミスの返済は大きく「約定返済」と「臨時返済」の2種類に分かれます。
約定返済は毎月決まった金額を指定した返済期日までに返済する方法です。
一方、臨時返済とは返済額を自由に設定して返済する方法です。もちろん臨時なので、返済日も決まっていません。
プロミスからお金を借りている限り、約定返済は必ず行わないといけません。
そして、毎月支払うべき最低限の金額を「最低返済額」といいます。
1.プロミスの返済金額について
最低返済金額は、借入残高に応じて設定されています。
プロミスの場合、他のカードローンと比べると少し変わっており、借入残高に対して一定の割合を掛けて、最低返済金額が決まります。
プロミスの最低返済金額
後ほど計算方法をご紹介しますが、まずは10万円~130万円までの最低返済金額をご紹介します。
プロミスは、このように一定の割合をかけて最低返済金額を決定する方式をとっているので、100万円を借りた時の方が110万円借りた時より最低返済金額が大きくなるという、少し変わった形になっています。
最低返済金額の計算方法
最低返済金額は、借入残高に一定の割合をかける事で導き出します。
注意点としては、1,000円未満は全て切り上げという形になっている点です。
例えば、計算結果が950円だった場合は1,000円、1,002円だった場合は2,000円になります。
また、一定割合は下記のようになっています。
実際に借入残高が10万円だった場合の計算方法は次のようになります。
プロミスで借入を行う際の事例のご紹介と返済方式についてご説明します。
返済シミュレーション
それでは、簡単にプロミスの返済シミュレーションをご紹介していきます。
今回はイメージがつきやすいように10万円・30万円・50万円を借りた場合の返済金額と期間、合計返済金額をご紹介していきます。
まずは、最低支払金額で返済した場合を見ていきましょう。
次が、1年間で返済した場合になります。
最後が、1年で返済した場合と最低返済金額で返済した場合の合計返済金額の違いになります。
2.返済方法はネットがおすすめ
プロミスには、7つの返済方法があります。
- インターネット返済
- 口座振替
- プロミスATM
- 提携ATM
- コンビニのマルチメディア端末
- 窓口返済
- 銀行振込
返済方法を選ぶ基準のひとつが「手数料」です。それでは、それぞれの特徴を見ていきましょう。
インターネット返済
対応している銀行のインターネットバンキングを利用している人であれば、この方法が最もおすすめです。
パソコンやスマートフォンから返済できるので、非常に簡単です。
しかも、24時間365日返済ができるので、ATMの営業時間外でも対応でき、手数料もかかりません。
唯一のデメリットとしては、口座情報にプロミスを利用しているという履歴が残ってしまう点になります。
口座振替
返済日を忘れがちな方には、口座振替が最もおすすめです。
設定する口座を給料の振込口座にすれば、返済忘れは100%おこりません。
ただ、インターネット返済と同様に口座に返済情報が残ってしまうので、注意が必要です。
また、口座振替は最低返済金額を毎月返済していく事になるので、余裕があればATMやインターネットを使って追加返済を行いましょう。
プロミスATM
プロミスATMは自動契約機に併設されており、全国に約1,000台も設置されています。
利用することに少し抵抗がある人はいるかもしれませんが、手数料がかからないのでお得です
プロミスATMは下記のページから検索できます。
提携ATM
面倒な手続きをしたくないという方には、提携ATMを使った返済をおすすめします。
自分の口座に入金する感覚で返済できるので、難しい手続きを一切することなく返済する事ができます。
しかも、三井住友銀行のATMは利用しても手数料が一切かかりません。
ただ、その他のATMを利用した場合は、1万円以下の利用で110円、1万円を超える利用で220円の手数料がかかるので、注意が必要です。
コンビニのマルチメディア端末
コンビニで返済する場合、ATMを利用する方が多いのですが、下記のコンビニでは「マルチメディア端末」も利用できます。
- ファミリーマート「Famiポート」
マルチメディア端末での返済は、手数料がかかりません。
24時間利用できるので利便性も抜群ですが、メンテナンス時間には注意しましょう。
メンテナンス時間
Famiポート | 毎週月曜日2:30~5:00、及び毎日早朝に40分程度 |
---|
窓口返済
窓口返済は、店舗が近くにある相談しながら返済を受けたい方に向いていますが、利用する人はほとんどありません。
窓口の営業時間は、10:00~18:00ですので、利用する場合はその時間内に行く必要があります。
※店舗により営業時間、休日が異なります。
事前に確認してから行くのが良いでしょう。
銀行振込
よほどの理由がない限り、銀行振込はおすすめしません。
- 面倒
- 手数料がかかる
- 通帳に情報が残る
とメリットがありません。
3.プロミスは返済日を選べる
プロミスでは、5日・15日・25日・月末の中から、ある程度自由に返済日を選ぶことができます。
設定した返済日が土日祝日の場合は、翌営業日にスライドします。
返済期日は初回の返済日によって決まり、コールセンターに問い合わせて変更しない限り、返済日は毎月同じになります。
初回の返済日には注意
初回の返済日は、借入日によって変わってきます。
設定した返済日 | 借入日 | 初回の返済日 |
---|---|---|
5日 | 1日~19日 | 借入日の翌月の5日 |
20日~末日 | 借入日の翌々月の5日 | |
15日 | 1日~末日 | 借入日の翌月の15日 |
25日 | 1日~9日 | 借入日の同月の25日 |
10日~末日 | 借入日の翌月の25日 | |
末日 | 1日~14日 | 借入日の同月の25日 |
15日~末日 | 借入日の翌月の25日 |
条件次第では、返済日が翌々月になることがあるのです。とくに注意したいのは、翌月だと思っていたのに同月だったというケースです。
借り入れした際の利用明細に次回返済期日が記載されているので確認しましょう。
返済日前はいつ返済してもOK
返済日にキッチリ返済する必要はありません。例えば、返済日が1月31日なら1月10日に返済しても問題ありません。※次回の返済日は2月28日になります。
前もって返済するのはいいことですが、ひとつ注意点があります。
返済間隔の空きすぎに注意
返済間隔が変わると、月ごとの利息額も変わってしまいます。
例えば月末を返済日に設定している方が4月15日に返済したとします。
次回の返済日は5月30日ですね。
すると、4月に支払う利息は15日分(4月1日~4月15日)になります。
5月は通常通り月末の5月31日に返済したとすると、46日分(4月16日~5月31日) の利息を支払うことになります。
利息は日割りで計算されるので、4月と5月では利息額は変わります。
「今月だけ利息が高い?」と思ったら、先月の返済日を確認しましょう。
返済日を忘れそうな人は口座振替がおすすめ
口座振替は毎月自動で引き落としてくれるので、返済遅れの心配がありません。
ただ、口座振替には次のようなデメリットもあります。
- 最低返済額しか返済できない
- 三井住友銀行、ジャパンネット銀行以外の銀行口座は返済日を5日しか選べない
最低返済額でしか返済できないとなると、それだけ返済期間が長くなるので利息額が高くなりやすいのです。
ネット返済、ATM返済など別の方法も活用することをおすすめします。
プロミスには返済日を教えてくれるメールサービスがある
プロミスのメールサービスに登録していれば、返済日の3日前にお知らせメールが届きます。設定は会員サービスから簡単にできます。
プロミスは返済期日を変更できる
返済日を変更する方法は4つあります。
- 会員サービスの「ご返済日変更申込」
- 自動契約機
- 店頭窓口
- 郵送
あくまで「変更」であり、「延長」ではありません。
ですので、返済日の変更する際は、それまでの利息を一度清算する必要があります。
4.プロミスの返済期限
プロミスは、最長で6年9ヶ月以内に返済する事を前提としています。
これは最終借入日からの期間ですので、返済の途中で再度借入を行った場合は、その日から6年9カ月以内に返済することになります。
また、借入金額に応じて、支払回数(返済回数)の制限は変わってきますので、下記表を参考にしてみて下さい。
ただ、先ほどもお伝えした通り、1度借入を行うことで、この返済期限や返済回数の上限はリセットされますので、そこまで気にする必要はありません。
5. 返済に遅れる場合はプロミスに電話しよう
返済期日までに間に合わない場合は、必ずプロミスのコールセンターに電話して相談しましょう。
プロミスは返済日を延期してくれる
プロミスでは、スタッフに相談すれば返済日を延期してくれます。
延期できる上限は、最長30日間です。必ず返済日前に連絡しましょう。
1日でも返済が遅れたら「遅延損害金」が発生する
遅延損害金とは、返済が遅れた際に課せられるペナルティです。
以下の計算式で算出されます。
プロミスの遅延利率は「20.0%(実質年率)」です。
遅延損害金は延滞日数に比例して増えていきます。事前に返済日の延期を相談していれば、遅延損害金は発生しません。
プロミスの返済を無視し続けると、最後は裁判所行き




プロミスの返済は2ヵ月遅れると「延滞」になる
延滞2ヵ月までは遅延損害金が発生するものの、それほど問題ではありません。
問題は2ヵ月を過ぎても返済に応じなかった場合です。
プロミスは「JICC」と「CIC」2つの信用情報機関に加盟しています。2ヶ月以上返済遅れが続くとそこに「延滞(異動)」と記録されてしまいます。つまり“ブラック入り”です。
こうなると最低5年間は他のローンの審査にも通過できません。返済遅れにならないように計画性を持って利用しましょう。
6.プロミスは返済中でも借り入れOK
プロミスを利用している人のなかには、完済するまでは追加でお金を借りられないと勘違いしている人がいます。
もちろんそんなことはなく、利用限度額内であれば、何度でもお金を借りられます。
「追加融資」が自由なのもプロミスの魅力なのです。
ただ、利用限度額以上にお金を借りたい場合は「増額」を申し込む必要があります。
他社借入もOK
当然ですが、プロミスを返済中であっても他社からお金を借りられます。
実は増額審査はハードルが高く、とくにプロミスから増額案内がないと審査通過は難しいです。
ですので、増額案内がきていない人はアコムやアイフルなどに新規で申し込んだ方がお金を借りられる可能性は高いです。
ぜひ、ご検討下さい。
7.よくある返済に関する4つの疑問
それでは、返済に関する3つの疑問を最後にご紹介していきます。
- Q1.返済後すぐ残高に反映される?
- Q2.一括返済はどうすればいいの?
- Q3.返済金額は減らせる(増やせる)の?
- Q4.小銭で返済できないの?
Q1.返済後すぐ残高に反映される?
A.ATMもしくはネット返済は即時で反映されます。
口座振替の場合は、三井住友銀行もしくはジャパンネット銀行の方は当日中に反映されますが、それ以外の銀行口座の方は3営業日後になります。
銀行振込の場合は、金融機関によって反映される時間が異なります。ただし、土日祝日は営業していないので早くとも翌営業日になります。
Q2.一括返済はどうすればいいの?
A.プロミスコールへ電話しましょう。
まずは返済する前にプロミスコール(0120-24-0365)へ電話をして、残高を確認しましょう。
オペレーターが返済方法や注意点を説明してくれます。
Q3.返済金額は減らせる(増やせる)の?
A.どちらも可能です。
返済金額は最低返済金額までであれば減らすことができます。
それ以上減らす場合は、プロミスに電話して必ず相談するようにしましょう。
逆に、返済金額を増やす場合は、特に制限はありませんので、いくらでも増やせます。
Q4.小銭で返済できないの?
A.基本できません
一部の三井住友銀行ATMは小銭に対応していますが、それ以外のATMは千円単位での返済になります。
もちろん、ATM以外の返済方法なら1円単位で返済金額を設定できます。
8.返済できないときの対処法
最後に、どうしてもプロミスから借りたお金を返済できなくなった場合の対処法をお教えします。
まずは「5.返済に遅れる場合はプロミスに電話しよう」で解説したように、プロミスに相談することになりますが、最終的には債務整理をしなければなりません。
債務整理は専門家である弁護士にお願いしましょう。
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9.まとめ
プロミスの返済に関して計画的に行うことが大切です。
支払期間の長期化により利息が増え過ぎないように自分に合った返済方法を選んで無理のない返済をしてください。
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