
この記事は投資がわからない、投資初心者や未経験者に向けて書きました。
投資は真っ当な経済活動であってギャンブルではありませんが、うまくいけば利益が出て儲かり、失敗すれば損をします。
初心者が貴重なお金を使って投資を始めるなら、少額から始められる投資信託がおすすめです。
投資について知ってわからないことを解消すれば安心
投資とは価値が上がる資産を増やすこと
投資はギャンブルではないが損をする可能性もある
投資のポイントはリスクをうまくコントロールすること
投資がわからない初心者は投資信託から始めるのがおすすめ
投資について知ってわからないことを解消すれば安心

投資に限らず、わからないことに対しては誰しも不安や恐れを抱くものです。
もし投資に興味があっても、わからないままでは手が出せないままでしょう。
また投資を始めてみようと思っても、得をするか損をするかわからないとなかなか踏み出せません。
投資とはどんなものか、どうすれば利益が見込めるかを理解してわからないという状態を解消すれば、投資にチャレンジしてみようという気が起きるかもしれません。
投資の定義と種類を知っておこう
投資とは将来的に値上がりが見込めるものを買っておき、価値が上がったらその差額で利益を得ることです。
資産を増やすことが目的の場合なら、銀行や証券会社を通して投資商品を買い、値上がりしたら売ることで利益を得ます。
投資商品は株や貴金属、外貨などがあり、個人だけでなく会社、国も投資をしています。
投資は立派な経済活動なので、資産を増やしたいなら積極的に行うべきといえます。
投資は損をする可能性があることを忘れてはいけない
投資は儲かることもあれば、損をすることもある、自己責任の世界です。
リスクとリターンのどちらを得るか、結果がどうなるかわからないこそ不安と感じる人は多いでしょう。
投資はギャンブルではないため、利益を出すためにあらゆる準備と手立てをすることが鉄則ですが、それでも損をする可能性はゼロではありません。
投資は金額に関わらず、損をするリスクがあることを忘れないようにしましょう。
投資のコツはリスクコントロール
投資を続けるコツは、損をするリスクをいかにコントロールできるかです。
リスクをゼロにはできないので、いかに損を出す幅や危険性をゼロに近づけるかがポイントなのです。
仮に損をしても最小限に抑えるか、すぐにカバーできるよう投資をするのが、リスクコントロールの秘訣です。
投資とは価値が上がる資産を増やすこと

投資とはお金や資産に関していえば、価格が変動するものを安いときに買って、価格が上がったら売ってその差額を利益として得ることを目的とした経済活動です。
投資といえば働かずにお金を得ることで、給料をもらうよりも儲かるがあまり褒められたことではない、というイメージを持っている人もいるかもしれません。
投資は立派な経済活動なので後ろめたさを感じる必要はなく、働いて給料をもらいながら投資をしている人はたくさんいます。
まずは、投資について正しく理解しておきましょう。
投資に手間はかからない
投資で利益を出す方法をシンプルにいうと、商品を安く買って高く売ることです。
投資商品の売買は証券会社や銀行に任せれば、手間がかかるのは買うときと売るときだけなので、働きながら投資をすることは難しくありません。
一度買ったら値上がりするまで放置しておき、適切なタイミングで売却すればいいのです。
また、株など配当金が得られるものは、ずっと持ち続けていればOKなので、もっと手間がかかりません。
投資は将来設計の一環として多くの人が行っている
消費税率が10%となり、銀行の金利は極めて低い今、投資で資産を増やすことは将来設計として重要な位置にあります。
給与だけでは貯金を増やしにくいため、投資や副業などで資産を大きくしていくことが、安定した老後につながります。
個人の投資を後押しするために、投資で得た利益の税金を免除するNISAや、少額からでも始められるつみたてNISA、給付時の税金が免除される個人の確定拠出年金iDeCoなどの制度が充実しています。
今や投資のハードルはとても下がっているといえます。
主な投資対象となるもの
値段がつくものなら運用次第で何でも投資対象になりますが、銀行や証券会社など投資を手がける会社が投資商品としているのは、主に以下があります。
投資商品 | 概要 |
---|---|
株式 | 企業が活動するための資金を出資したことの証明書。 企業の業績が上がれば株式の値段(株価)が上がる。 |
外貨 | 外国の通貨。日本円に換算した値段は日々変動しており、外貨の値段が上がる(円の値段が下がる=円安)になると利益が出る。 |
貴金属 | 純金やプラチナなどの高価な金属。特に金はそれ自体に価値があるとされており、値段がゼロになることはない。 |
不動産 | 土地や建物など定着した資産。売却や賃貸で動くお金が高額なので、投資目的でも広く利用されている。 |
投資はギャンブルではないが損をする可能性もある

投資はギャンブルと同じだと思っている人は多いかもしれません。
確かに投資は儲かる場合もあれば損をする場合もあるため、ギャンブルに似た側面があるといえます。
しかし、投資はリスクの高さや期間の長さ、投資する対象などを自分でコントロールできるので、全員がひとつのルールのもとでお金を取り合うギャンブルとは、大きく違うのです。
投資は元本保証のないリスクのある商品
投資商品は基本的に、買ったときの値段が保証される元本保証はありません。
得た資産が値下がりすると損をするため、そのリスクがあることを決して忘れないでください。
しかしそのリスクが低い投資商品もあるため、リスクを抑えたい人は低リスクの商品をおすすめします。
ただし、リスクが低いとリターンも少ないので、大きな利益を出すことは難しいでしょう。
経済状況や運用次第で値段が大きく変わるため人によっては判断が難しい
投資商品をはじめとする物の価値は経済状況に大きく左右されるため、これから値段が上がって利益が見込めるものは何かを見定めることは、とても難しいといえます。
投資がわからない未経験者にとっては、何も情報を判断できないまま投資に手を出すのはギャンブルと変わりません。
そこで、証券会社や信託会社など投資のプロフェッショナルに頼ることをおすすめします。
最初にある程度まとまったお金があれば理想的
投資で得られる利益の大きさは、基本的に投資した金額の大きさによって決まります。
少額投資だと利益も少ないため、かなり長期間続けなければまとまった利益にならないでしょう。
できるだけまとまった金額を用意して始められれば理想的ですが、生活費など損をして失ってはいけないお金は使わないように注意してください。
投資のポイントはリスクをうまくコントロールすること

ここからは、初心者でも取り入れられる投資の具体的なノウハウを解説します。
投資は利益が出るまで辛抱強く待つ必要があるため、その間に損をするリスクをいかに軽減するかが大切です。
そこで、投資のリスク軽減策を紹介しましょう。
分散投資して値動きの影響を減らす
1つの投資商品に資金を集中させると、もし値上がりすれば利益も大きくなりますが、値下がりしたときに大きく損をしてしまいます。
そこで、複数の商品に投資しておき、どれか1つが値下がりしても他が値上がりすれば、損をカバーできるというわけです。
長く運用して収益を安定させる
投資は長い時間軸で見れば、利益と損の繰り返しです。
毎回の値動きに一喜一憂することなく、長いスパンで考えて最終的にプラスになっていればいいと考えましょう。
投資がわからない初心者は投資信託から始めるのがおすすめ

ここまでの説明で、投資に対するマイナスイメージや漠然とした不安が解消できたら、実際に投資を始めてみることをおすすめします。
とはいえ、初心者は何をいくらだけ、どうやって買えばいいのか判断するのが難しいでしょう。
そこでおすすめなのが投資信託です。
投資信託はプロが代わりに運用してくれる
投資信託とは、信託会社に投資資金を預けて、ファンドマネージャーに運用してもらう投資商品です。
投資のプロが代わりに運用してくれるため、初心者にうってつけの投資方法なのです。
少額から始められるので初心者でもハードルが低い
投資信託は商品によっては月1,000円など低額なものもあるので、気軽に始めることができます。
少額投資はつみたてNISAなど非課税枠のある投資方法と相性がいいので、ぜひ組み合わせることをおすすめします。
分散投資でリスクを軽減できる
投資信託を代わりに運用してくれる信託会社は、プロなのでリスクを抑えて運用してくれます。
「投資のポイントはリスクをうまくコントロールすること」で解説した分散投資や長期運用などの手段を使って、できるだけ利益を出るようにしてくれるため、自分で運用するよりもずっと安心できるでしょう。
投資信託も元本割れのリスクはある
投資は元本割れ、つまり損をして投資資金が目減りしてしまうリスクがあることを忘れてはいけません。
投資信託も同じで、必ず利益が得られるとは限らないため、そのリスクをしっかりと認識したうえで取り組みましょう。
まとめ
今や投資は金融関係者や高所得者だけのものではなく、誰もが簡単に始められる経済活動です。
老後の安心や子どもの将来設計のために取り組む人が増えているので、むしろ誰もが何らかの投資をすべきといえるかもしれません。
投資に対してマイナスイメージやハードルの高さを感じている人は、この記事で先入観をなくして、投資に挑戦してみてください!