存在意義

PURPOSE

面白いコト・モノ・オリジナリティはいつだって辺境から生まれてきました。
私たちは世間から気付かれなかった知、発想や才能=“辺境の知”に目を向けることで
「無理に不要なものを売る」という発想をこの世から減らしたいと考えます。
最終的に、売り手と買い手の境界線をなくす=“マーケティングゼロ”を実現し、知の探索者を世に増やすことがFaber Companyの役割です。

展望

VISION

第1フェーズ
「マーケターのライフラインになる」

2028年9月末までにエンゲージメントアカウント数10万人の獲得を目指します。
国内マーケティング従事者約40万人のうち、25%=10万人とエンゲージメント(支持してくれる関係性)を高める事でマーケターのライフラインとなり、展望第2フェーズに繋げます。

DNAマップ

CULTURE

私たちの目指す世界観をDNAマップとして表現しています。

Faber Companyが現在持っているDNAと、未来持っていきたい・作っていきたいDNAをマップ化し、全スタッフがこの価値観を叶えるべく成長を目指します。

価値観

VALUES

私たちはこの3つの価値観でモノ・コトを決定して進めています。

「 見つける、つなげる、どう変える 」

日々の活動から意志をもって気づきを得よう。先駆者と自らつながり、その知見をまだ見ぬ価値へつなげよう。発見者自身が「当事者」として改善策を見出し、実践する姿勢を忘れてはならない。批判ではなく、創造をもって社会に貢献する人間になろう。

「 異能異端を和える 」

異能=優れた能力と、異端=型にはまらない発想は、進化の原石だ。メンバーが相互に魅力を引き出し合い、野性味を残したまま一つにまとまるからこそ、「余人をもって替えがたい仕事」は成し遂げられる。

「 究極解から発想する 」

限界とは先入観に過ぎない。すべての制約を前提から外し、まず最上の理想地点(究極解)から発想しよう。私たちの都合を捨て、ユーザーが沸き立つ理想の実現に情熱を注ごう。

大切にしたい思い

辺境の知から”マーケティングゼロ”を実現する

僕は人の才能を信じています。「職人とテクノロジーの融合」を掲げてから、僕は一貫して職人の暗黙知という、圧倒的な属人性の素晴らしさを認めています。属人性をつぶしてしまったら、面白い技術なんて生まれてこない。だからこそ、テクノロジーの追求と同時に、職人たちが存分に活躍できるように応援していきたいと考えています。

幼少期のころは、ラジオ制作やラジコン分解などが好きで、「信長の野望」というゲームでは、名も無い武将を使った下剋上も好きでした。アルゴリズム解明やリバースエンジニアリング好きという性格が、今の仕事につながっています。年月を経て、アフィリエイトに出会います。そこからSEOやコンテンツマーケティングの世界に没頭していきました。

その後、会社を立上げ、Webマーケティングを支援していましたが、支援先は限定される。このままで世の中は良くなるのだろうかと。それと同時に「職人が持つ暗黙知・ノウハウを、6〜7割程度なら形式知化できるのでは」という仮説がありました。形式知化できれば機械化でき、機械化できればデジタルで多くの人に知識を届けられる。ここからミエルカの開発がスタートしました。

とはいえ、なんの知見も開発力もない。言語処理の知見を持った研究者を探して、大学との共同研究へとこぎつけました。それから約2年ほどの開発期間を経て、2015年3月にミエルカをリリース。いまでは累計1,700社以上の導入実績を誇るサービスにまで成長しました。

「辺境」という言葉は、一般的には「何もないところ」「マイノリティー」といった意味で使われます。そこに本来の「地」という文字ではなく「知」という言葉をかけ合わせました。「これって面白くない?」というアイディアは、常に辺境から生まれます。さらにアイディアを尊重し守ってくれた社長や上司の存在も欠かせません。私たちも人知のデーターベース化を通して、そうした「辺境の知」を大切にしたいという強い想いを持っています。「マーケティングゼロ」は、マーケティングをやめようという意味ではありません。「価値のない仕事や情熱のむかないことに、時間やエネルギーを使うのをやめましょうよ」という抽象表現なんです。明確な理由もなく、上司に言われたから「100万PVにしてください」という価値や情熱のない仕事をなくしていきたいのです。最終的には、売り手と買い手の境目をなくしたいと考えています。いまやSNSの普及などもあって売り手と買い手の境目は、今後さらに曖昧になっていくでしょう。当社は、マーケティングが買い手と売り手の共同作業になればいいと考えています。

FaberCompanyの経営理念について
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